江戸川区総合文化センターが実施したイベント「ボックスアート展」において、受賞予定者24名に向けた表彰式通知メールが、誤って他の受賞者にも表示される不手際が発生した。
同イベント運営は指定管理者として「サントリーパブリシティサービスグループ」社が担当していたが、受賞の決定や表彰式に関するメールを送信時、宛先設定を「Bcc」ではなくTo形式で送信してしまったことが原因とされている。
これにより、受信者間で互いにメールアドレスが閲覧できる事態となっている。
影響があったのは24名のボックスアート展受賞者のメールアドレスのみで、それ以外の個人情報は対象外と説明されている。
メール誤送信は11月24日に発生、同社は同日中に気づいた後、全送信先に対して謝罪のメールを送信している。
なお、当該誤送信により情報が悪用されたとの報告はないという。
江戸川区総合文化センターは、サントリーパブリシティサービスグループ社に対し、メール送信時のダブルチェックなど情報セキュリティ対策の強化を求めた。
【参考記事】
2023年（令和5年）11月25日 不適切なメール送信による個人情報の流出について
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/kuseijoho/kohokocho/press/index.html
