修学旅行中に生徒51名分のアレルギー情報など記載された文書紛失【埼玉県】

埼玉県立不動岡高等学校で、修学旅行中に生徒の個人情報を含む文書が紛失する事故が発生した。

2学年の修学旅行を引率中の職員が、京都市内で生徒のアレルギーや持病などを含む一覧表を失くしてしまったという。
紛失された文書には、2学年の生徒51名分の氏名とアレルギー・持病・既往症・持参する薬・確認事項などの情報が記載されていたという。
紛失発覚後、同学校は速やかに見学先やバス会社、宿泊先のホテルへ連絡し捜索を依頼しており、現地の警察署への遺失物届を提出している。

現時点では第三者による不正使用は確認されていないが、関係生徒の保護者には個別での謝罪と状況説明が行われている。
埼玉県は今後の再発防止策として、校長会議を通じて全県立学校に対して個人情報の適正な管理を徹底するよう指示するという。

【参考記事】
生徒の個人情報を含む書類の紛失について
https://www.pref.saitama.lg.jp/kense/shiryo/nyu-su/2023/12gatsu/index.html