長野県の新聞社「長野日報社」でサイバー攻撃被害が確認されている。
同社の公表によると、サーバーがランサムウェアに感染したことを明らかにしており、この影響で通常よりもページ数を減らした特別紙面として発行されるなど製作に支障が生じている。
現在、外部専門家や警察との連携の下で全面復旧作業が進められているが、長期化が予想されている。
影響として記事や写真データを扱う端末の一部にも影響を及ぼし、原因の特定と復旧の見通しはまだたっていないとされている。
なお、被害を受けたサーバーには、公開予定の記事や写真データが蓄積されていたが、現時点で個人情報の流出は確認されていないという。
また、同社のホームページやメールシステムは通常通り稼働しており、読者や広告クライアントに対する影響は最小限に抑えられている。
【参考記事】
おわび（サーバーウイルス感染のため特別紙面）
http://www.nagano-np.co.jp/
