沖縄県農業協同組合(JAおきなわ)は、玉城支店において顧客の個人情報1,190件を含む伝票綴りを紛失したと発表。
廃棄書類に誤って混入し、すでに焼却処分された可能性が高いとしている。
JAおきなわによると、玉城支店で伝票類を整理していた際に、所定の場所に保管されているべき伝票綴りがないことが発覚したとのこと。
これを受け、同組合は2025年4月11日付で個人情報を含む書類を紛失した事実を公表し謝罪。
その後、詳細な調査を進めた結果、紛失した個人情報の件数が1,190件であることが特定されたため、5月13日に改めて調査結果を報告した。
紛失が確認されたのは、2024年3月1日から5月31日までの3ヶ月分の伝票綴りとされており、顧客の氏名、住所、電話番号、口座番号、契約金額、印影といった個人情報が含まれていたという。
対象となる個人情報の件数は1,190件にのぼる。
JAおきなわによれば、現時点において、これら個人情報が第三者に流出したり、不正に利用されたりしたという報告や問い合わせはないとのこと。
紛失の原因について、廃棄予定だった旧様式の伝票やチラシなどの書類に、当該伝票綴りが誤って混入された可能性が高いと説明している。
これらの廃棄書類は、契約する回収業者によってすでに焼却処理されたとみられており、外部へ情報が流出した可能性は極めて低いとしています。
JAおきなわは、今回の事態について公式に謝罪するとともに、問い合わせ窓口として本店のコンプライアンス統括部を設置。
顧客からの問い合わせに対応している。
今後は、全職員に対して個人情報の管理体制の徹底を改めて周知し、再発防止に全力で取り組むとのこと。
【参考記事】
https://www.ja-okinawa.or.jp/