今回ご紹介させていただきますのは、2001年1月に個人事務所(労務プランニング井下事務所)として設立され、中堅・大手企業からのアウトソーシングで事務所規模を拡大し、2014年の法人化をきっかけに業界でもいち早くプライバシーマーク取得に取り組まれたセントラル社会保険労務士法人様です。
インタビュー記事にも記載されていますが、従業員の意識調査で今回の取り組みが効果として現れているようです。このような結果となり、バルクも微力ながらお力になれて大変嬉しかったです。では、インタビューの詳細をご覧ください。
プライバシーマーク新規取得の動機を教えてください?
マイナンバーの話題が出てきていた時期なので、もちろんマイナンバーも気になりましたが、一番大きな理由は2014年の法人化になります。お取引させて頂いている企業様が中規模~大規模の企業様も多く、個人情報の取扱いに関しては厳しいです。委託先の監督として調査票のやり取りも多く、法人化を期にプライバシーマーク取得に動きました。
取得作業中に苦労された点は?
書類の把握はやっぱり大変でしたし、特に最初の作業である個人情報の洗出しが大変でした。正直、私どもの仕事では廃棄や保存期間が社内で明確になっていない情報もありますから、1つ1つ整理していくのが苦労しました。また、運用を変更することもありましたので、慣れるのも時間が掛かります。
審査はいかがだったでしょうか?
機微情報に関しての取扱いなどは細かく確認されましたね。PCのロックに関してなど、特にココというよりは全体的に細かく確認されました。
バルクのコンサルタントはいかがだったでしょうか?
対応も常に早く、はっきりと言っていただけるので印象が良かったです。本音と建て前のご説明もよくして頂いて分かり易かったです。
特に、ついつい時間をかけて構築にこだわりが入ってしまうところを上手くセーブして頂きました。放っておかれたら、もっと時間がかかったと思います。
今後の抱負はありますか?
プライバシーマークを取得して終わりでは無く、これからの運用によりマネジメントの質を高めていきたいと思っています。
昨年8月に事務所内の意識調査を実施したのですが、「IT活用や情報」に関して重要だと考えている『意識の高さ』や、その事務所の取り組みに関する『従業員の満足度が高まっていた』という結果が出たのが、今回の取り組みが良い効果として現れたと実感しました。
今までは意識はあるが「何をしたら良いのか」といった、分からなかった事が体系的になったので、各自の取り組み方も変わってくると思います。
貴重なお話ありがとうございました。大変参考になりました。