トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社様は、国内下着業界第2位の会社で、「天使のブラ」「恋するブラ」など多くのブランドを擁し、直営店舗を中心にチャネル展開を図っておられます。プライバシーマークは2005年に新規取得され、バルクのeラーニングサービス「VSTUDY-PMS」を継続してご利用いただいています。
どのような個人情報を扱っていますか、またプライバシーマーク取得のきっかけは何でしょうか?
店舗におけるお客様の情報が一番重要です。商品の特性上機微な情報も含みますのでとても気を使っています。
どのような体制で構築してきましたか?
安全対策委員会というのが社内にありまして、個人情報保護を中心にしてやっているのですが、その中でPマーク会議というのを週1回やっていて、そこでルールを制定したりしています。
構築・運用で苦労した点や、工夫している点はあります?
プライバシーマークを取得したときは、取るのが目的のような運用でしたが、その後、実態に即して改定を続けています。マネジメントシステムとしては、各部での自主点検を2か月に1回実施し、内部監査を年1回行っています。
さて、教育についてですが、現在はどのように行なっていますか?
最初は集合教育でやっていました。ビデオを見せて、テストを実施、回収して、というのを何回もに分けて行っていたわけです。今回は、バルクさんから提供してもらった標準的なテキストと、トリンプ独自の言葉や手順が入った安全対策委員会独自の規定によるカスタマイズしたものを使用しました。また、当社には外国人社員もいるので、英語バージョンも作成しています。
バルクのサービスを採用した理由を教えてください。
従来からeラーニングは検討していましたが、コストの問題で見送りになっていました。バルクさんのセミナーに参加したときにeラーニングの話を聞いたのですが、その後、フレキシビリティーがあり、簡単にできるとわかったので使ってみることになりました。
実際に使用してみて、いかがでしたか?
問題の中身などをカスタマイズして独自のものにできるのが良かったです。英語バージョンも対応してもらいましたし。また、未受講者のフォローもやりやすかったです。ユーザーとしてもわかりやすかったようです。
今後の維持・更新に向けて考えていることはありますか?
教育に関しては、教材を毎年変えなければいけないと思っています。毎回同じ問題だとマンネリ化するので切り口を変えたコンテンツをしたいです。運用面では、紙ベースの申請書や同意書などがペーパーレスになればいいんですが・・・あとはセキュリティ面ですが、これはイタチごっこになってしまうので、コストとのバランスを考えながら進めていきたいと思っています。
ありがとうございました。