患者情報48,983件流出の可能性 不正アクセス受けたシステム停止【福岡徳洲会病院】

福岡徳洲会病院において、第三者からの不正アクセスによる情報流出の可能性が懸念されている。

不正アクセスが発覚したのは4月4日、データベースに保管されていた患者や職員に関する個人情報などが外部から閲覧可能な状態になっていたという。
専門業者や警察などによる調査から、情報流出の事実は確認されていないものの、可能性は否定できないとして引き続きの調査が行われている。

なお、被害対象として患者情報48,983件、職員情報3,223件、学生および研修生1,801件がそれぞれ該当し、氏名、住所、生年月日、投薬内容、病名、検査値、メールアドレスなどの個人情報が含まれていたという。

同病院は、対応として被害のあったシステムを4月4日時点で使用を停止、データベースはより高いセキュリティーを構築したシステムに移行したとのこと。
また、被害対象者に対しては個別での連絡を実施している。
今後新たに判明した情報は、web上で公表される予定。

【参考URL】
不正アクセスによる個人情報流出の可能性についてお知らせとお詫び
https://www.f-toku.jp/news/