航空元従業員が保安対策情報不正にコピーし転職 「転職先で使えると思った」

長崎県の地域航空会社「オリエンタルエアブリッジ」社において、元従業員が同社の機密データを不正に持ち出していたことが判明している。

当該元従業員は管理職を務めていた66歳男性で、社用パソコンから同社サーバーへアクセスし、保安対策情報に関する機密情報を私物のUSBメモリへ不正にコピーした後、同業他社へ転職した。
安全管理を担当する後任職員がパソコンを確認したところ、データ持ち出しが発覚している。

長崎県警による調査の後、当該元従業員は不正競争防止法の営業秘密の侵害容疑で書類送検となっており、「転職先で使えると思った」とコメントして事実を認めている。
なお、持ち出されたデータが第三者に流出した事実は確認されていないとのことで、オリエンタルエアブリッジ社では再発防止に向けたセキュリティ対策が進められているとのこと。

【参考URL】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230828/k10014176451000.html
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/685678?display=1