出生票や死産票など個人情報含むCD-RWを他の市に返却【四條畷保健所】

大阪府の四條畷保健所において、個人情報が含まれる人口動態調査に関するデータを他市に返却する事態が発生した。

人口動態調査は、保健所が担当エリア内の各市からCD-RW媒体で提出されたデータとオンラインシステムとを参照した後、大阪府に提出されるという業務が毎月実施されている。
四條畷保健所が交野市から提出されたCD-RWを返却する際、CD-RWが見つからず大東市のものが残っていたことからミスが発覚した。
誤って返却されたCD-RWには、交野市の人口動態調査に関するデータである出生票41件、死産票2件、婚姻票20件、離婚票10件が含まれていた。

四條畷保健所は、大東市および交野市にそれぞれ状況説明と謝罪を行い、誤って返却されたCD-RWを回収している。
今後はCD-RW本体とケースに市名を記載して職員による相互確認を行い、パスワード設定するなど徹底し再発防止を図るとのこと。

【参考記事】
個人情報が記録された電子媒体の誤返却について
https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin