富山県事業で44名分の情報流出発生 委託先で不正アクセス被害【仕事旅行社】

富山県が実施している事業において、個人情報が流出する事態が発生した。

不正アクセスを受けたのは富山県実施の「まちのなりわい継業モデル事業」と「商店街プロフェッショナル体験モデル事業」で、それぞれ事業の運営は「仕事旅行社」が委託されていた。

【関連記事】

当該不正アクセスは仕事旅行社で発生しており、同社が使用しているサーバーが外部から不正アクセスを受けたことで、サーバー内の個人情報が窃取された可能性が懸念されている。
流出したデータには当該事業の運営で取得された個人情報44名分が含まれており、氏名、生年月日、性別、職業、学校名、住所、電話番号、メールアドレスなどが該当するとのこと。

富山県は、仕事旅行社に対し原因究明や二次被害防止に関する対応を求めており、今後の事業参加者募集などは同社システムとは別のものを利用するとしている。

【参考記事】
県委託業務受託者のホームページへの不正アクセスによる情報漏洩について
https://www.pref.toyama.jp/kensei/kouhou/houdou/2023/index.html