障がい福祉課、個人情報含む公文書の一部が行方不明に【三重県】

三重県の障がい福祉課において、個人情報が含まれる公文書の一部が紛失する事態が発生した。

障がい福祉課で公文書の開示請求あり対象文書を調べた際、平成26年度および平成27年度の簿冊が綴られていない事態が判明しており、別の簿冊に綴られている可能性も含め捜索されたものの発見に至っていないという。
三重県は、公文書の外部流出は確認されていないことから、誤って廃棄した可能性が高いとしている。
なお紛失した簿冊の内容として、「障がい者福祉施設への虐待防止に係る改善報告の指示通知」「障がい者虐待事案の発生に係る危機管理統括監への報告文書」「障がい者虐待に係る市町からの報告」など計20件分が含まれていた。

三重県は関係者および県民に謝罪、再発防止策として公文書の適切な管理と取り扱いに関する注意喚起や、過去の文書を参照する場合は閲覧またはコピーを行うなど行い対応するという。

【参考記事】
障がい福祉課における公文書の紛失について
https://www.pref.mie.lg.jp/common/03/ci400000210.htm