10月30日、自動車販売および関連サービスを提供する「ビッグモーター」は、不正アクセス被害を受け一部個人情報が流出した可能性があると公表した。
公表によると8月18日に同社webサイトに対して第三者からの不正アクセスを検知しており、調査により問合せフォーム利用者の個人情報が記録されたサーバーから情報流出した可能性が懸念されている状況という。
流出した可能性がある情報として、2016年11月から2023年8月までの期間に同社webサイトで問い合わせフォームを利用した顧客の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど含む個人情報とされている。
なお、クレジットカード情報およびマイナンバー情報は収集されていないことから影響の対象外とのこと。
ビッグモーター社は、影響が及ぶ対象者に個別での連絡を順次実施しており、不審なメールや通知の可能性があるとして警戒を呼びかけている。
さらなる被害拡大防止のため記録していた個人情報は削除し、webサイトの一部を稼働停止した。
今後の対策に向け、システムの再構築とセキュリティ強化を行うとしている。
【参考記事】
不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性に関するお詫びとお知らせ
https://www.bigmotor.co.jp/
