長崎県で税金滞納者12名分の個人情報を含む書類を紛失

長崎県と県央振興局は27日、税金滞納者12人の住所や口座情報などが記載された書類を紛失したと発表した。
当該書類は、県職員が11月16日に諫早市の税金滞納者の自宅を訪れた際に持ち出し、6日後になって書類の一部がなくなっていることに気づいたという。
最後に確認されたのは納税者の自宅前でカバンから出した際とのことで、その後捜索されるも発見には至らなかった。
なお、同書類には税金滞納者の未納の税目や12名の住所、口座情報などが含まれていた。

長崎県は、全12名中7名まで個別で連絡と謝罪を実施している。
現時点で紛失した書類のデータが不正利用された事実は確認されていないという。
今後の対応として、職員に個人情報の適正な管理を徹底するよう指示、紙の資料持ち出しに関するルールの見直しなど対策を早急に検討すると説明している。

【参考記事】
https://news.yahoo.co.jp/articles/cec70106e6821aea2db9fe1172989f6b68e8b63a
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20231127/5030019535.html