小中学校3校で計230名分の児童・生徒の個人情報文書が紛失【小金井市】

東京都小金井市の小中学校3校で、児童・生徒の個人情報が記録された文書(指導要録)を紛失する事態が発生している。

紛失したのは市内小中学校3校の過去数年分の指導要録で、児童・生徒の氏名や住所などの個人情報が含まれており、合計230名分が影響を受けたとみられている。
現在就学中の児童等の情報は含まれていないとされている。
東京都教育庁から指導要録の適正な管理に関して、各学校に通知されたことが発端となり紛失が判明した。
指導要録の紛失が判明した3校はいずれも捜索したものの発見に至らなかったとのこと。
現時点では、指導要録は校外に持ち出さない方針である理由から外部への情報流出の可能性は低いと説明されている。

今後の対応として、保護者に向け謝罪と説明が行われ、再発防止策として全教員を対象に研修を行い、転学者・退学者名簿の徹底管理を実施されるという。
また、卒業生台帳や転出・転入記録簿を活用して指導要録の復元や卒業の確認作業が行われる予定とされている。

【参考記事】
市立小中学校における過年度分の指導要録(学籍・指導)の紛失について(令和5年11月14日)
https://www.city.koganei.lg.jp/index.html