埼玉県「三愛病院」でサポート詐欺 研究資料やレントゲン写真など流出の恐れ

埼玉県「三愛病院」において、10月24日に職員が病院外でサポート詐欺に遭い、パソコンが遠隔操作される事態が発生したという。

公表によると攻撃者は金銭目的で遠隔操作を行っていたとみられており、現在のところ個人情報流出の有無などの被害状況は調査中とされている。
なお、被害を受けたパソコンには7~10年以上前の研究資料やレントゲン写真などのデータが保存されており、要配慮の個人情報が流出した可能性が懸念されている。

三愛病院は、個人情報保護委員会への報告および調査を継続するとしており、今後の対策を進める方針とのこと。
具体的な取り組みとして、個人情報が保存された電子媒体の管理を強化、個人情報流出リスクとその対策に焦点を当て、埼玉県警サイバー対策課による研修会を実施すると説明されている。

【参考記事】
個人情報漏洩疑いの報告
https://sanai.or.jp/