旅行会社の「アルパインツアーサービス」社は、同社の公式Webサイトが不正アクセスを受け、2025年5月18日にサイトの改ざんが発生していたことを発表。
同社によると、不正アクセスにより本来とは異なる内容のページが表示されていたことが判明しており、ユーザーが意図しない情報に誘導された可能性があるとのこと。
改ざん発覚後、影響を受けたサーバーの使用を直ちに停止し、該当ページのすべてを閉鎖。
また、各種フォームや検索ページの提供も一時停止し、より安全な方法への変更を実施したという。
同社は、影響を受けたサーバーにはユーザーの個人情報が保存されていなかったことを確認しており、現時点で個人情報の流出は確認されていないとしている。
その後の対応として、セキュリティを強化したサーバー環境の再構築と、改ざん対象コンテンツの移設が完了。
安全性が確保されたことから、2025年6月9日よりWebサイトの公開を再開した。
同社は「長期間にわたるWebサイトの閉鎖により、皆様には多大なるご不便とご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」とし、今後は再発防止とさらなる安全対策に取り組む方針を示している。
【参考記事】
https://www.alpine-tour.com/